地球科学 − 研究内容
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三浦半島の大地のほとんどは深海でつくられ、約50万年前に陸地となりました。また、15万年前の三浦半島にはナウマンゾウが住んでいました。どうしてこのようなことがわかるのでしょうか? 地球と生命の歴史は、地層と岩石、化石を調べることによって明らかになります。地球と生命の歴史を知ることは、地球温暖化や環境問題が心配されている今日、私たち人類と地球の関わり方を考えていく上でとても重要です。
地球科学分野では、三浦半島を中心とした大地と生命の歴史を明らかにするため、以下の3つのテーマで調査研究を進めています。
(地球科学担当:柴田健一郎)
三浦半島の地質
三浦半島の大地の歴史を明らかにするため、三浦半島の地層や岩石を調べています。また、地震の原因となる活断層についても情報を集めています。
地層のでき方
地層を注意深く観察することによって、地層ができた昔の様子を復元できます。三浦半島やその他の地域の地層を見たり、現在の干潟や河川を観察したりして、地層のでき方について調べています。
化石
化石はかつて生きていた生き物の体や生活の跡が石になったものです。化石を調べ、昔の生き物の様子や、その生き物が住んでいた当時の環境について考えています。